メルシーポットを買わなきゃよかった…流されて買ってしまった私の失敗談

子どもの鼻水吸引機として人気のメルシーポット。私もSNSで見かけて「これは便利そう！」と子どもが2歳になる頃購入しました。

1万円を超える大きな買い物だったため、事前に口コミやレビューをしっかり調べ、納得してから買うことを決めましたが大失敗。我が家では全く役に立たず、倉庫の隅でひっそり眠っています。

この記事では、メルシーポットを購入して後悔した理由を紹介します。

メルシーポットは想像以上に大きな動作音がする！

メルシーポットは、電動ポンプで鼻水を吸い取るため、ポンプが動く音が気になります。買う前にも「そこそこ音はするだろう」とは思っていましたが、実際は思っていた以上に大きな動作音でした。

ハンドミキサーと比べると低い音ですが、子どもをビックリさせるには十分です。メルシーポットの電源を入れた瞬間、子どもは驚いて大泣き。鼻水を吸うどころではありません。

また、賃貸アパートに住んでいたため周囲への騒音も気になりました。幸いにも近隣からの苦情はありませんでしたが、心理的なストレスも大きかったです。

メルシーポットを使ったらますます鼻水吸引を嫌がるように！

手動の鼻水吸引も嫌がる子どもだったため、大きな音がする電動の吸引機は断固拒否。

メルシーポットは「自分で吸わなくても使えるので病気が親に移らない」という点に魅力を感じましたが、子どもの暴れ方はますます激しくなり結局手動の鼻水吸引機を使うことに。せっかく準備したのに使えないことほど、残念な気持ちになることはありません。

子どもには向かないようですが、大人用としては役に立つこともありました。風邪を引いた時や鼻水で苦しい夜には重宝しました。自分で操作する扱いもしやすく、子どもより私の方が使う頻度が多かったかもしれません。

メルシーポットのお手入れがめんどくさい！

メルシーポットを使った後は、吸引するノズルやホース、吸った鼻水を収めるタンクとフタを洗って干します。手動の鼻水機も同じようなお手入れが必要ですが、1つ1つの部品が大きくて干す場所をとります。整理整頓が苦手な私にとっては、部屋が散らかる原因にもなりました。

また、電動のハイパワーな吸引に耐えられるように、部品がしっかりと接続されているので、分解するのもひと苦労。ズボラな私にはかなりの手間に感じました。ただ、掃除が得意で整理整頓が好きな人、さほど問題にならないかもしれません。

メルシーポットはメルカリには出品できない！

もし使いこなせなかったら、メルカリで売れば何とかなるだろうと楽観的に考えていました。しかし、メルシーポットは「医療機器」に該当するため、メルカリでは出品ができませんでした。

付属品である電源アダプターやノズルは出品可能ですが、本体はダメ。本体が売れないと、メルカリでの売却も難しく販売価格も下がってしまいます。使わなくなったら、捨てるか友達に譲るしかありませんね。

まとめ

メルシーポットをうまく活用している方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家では想像していた以上に様々な問題が浮上しました。

結果的に、私はメルシーポットよりも手動の鼻水機の方が手軽で使いやすいと感じました。菌をもらってしまうリスクもありますが、子供が怖がらないことやお手入れが簡単であることの方が私には重要でした。

メルシーポットは比較的高価な商品です。新品同様の状態であるため捨てる勇気もなく、これからも倉庫に眠り続けることになるでしょう。